スチームコンベクションオーブン 省エネ運用術<6カ条>

今回は㈱コメットカトウが提唱するスチームコンベクションオーブンの
省エネ運用術<6カ条>をご紹介いたします。

この省エネ運用術は、電気・ガス共に有効です。
特に今年の夏は、節電が叫ばれておりますので、参考にしていただければ幸いです。

1.扉の開閉時間の短縮

180℃時において、扉を10 秒開けると復帰に平均0.3kWh を消費します。
そのため、見やすい位置の段を使用する、中心温度計を挿して温度管理をする等で、
ある程度の不用意な扉の開閉を減らすことができます。

2.予熱ボタンの活用・空運転を少なく

スチームモード100℃の運転はボイラーのみで庫内温度を上げる為、庫内温度が
85℃を越えると上昇速度が鈍くなり100℃に到達するまで時間がかかります。
一方、予熱ボタンを押しての予熱は、ある程度までヒータで庫内温度を上げるので
早く予熱が完了出来ます。予熱ボタンを使用すると約5~8%の時間とエネルギーを節約可能です。
(使用しない比)
他のモードにおいても予熱ボタンの使用は最適(+20℃)に庫内温度を上げて
ブザーでお知らせしてくれます。
また空運転(無負荷)は意外とエネルギーを使います。10 分間空運転を行うと、
予熱に使うエネルギーの約5~9割のエネルギーを消費します。
10分以上調理しない場合は運転を停止しておきましょう。

 

3.コンビモードの予熱は蒸気量を最小に

予熱時、庫内に充満させた蒸気も一旦扉を開ければ速やかに庫外に排出されて
しまいます。(飽和蒸気は30 秒の扉開で9割以上が庫外に放出されます)
また、庫内温度100℃以上の環境下での加湿は庫内を冷やす事であり、
コンビモードの100℃以上は「ブレーキを踏みながらの加速」と表現出来ます。
以上より調理に使わない蒸気を充満させて予熱し調理を行うより、予熱時は庫内温度
とボイラー温度を高めるだけにしておいて調理時に蒸気を加える加熱にすればエネルギーを最大約3割削減できます。

 

4.焼きムラを考慮しない料理は全段使う

蒸し物や煮物、炒飯など、焼きムラを考慮しない調理は全段入れて調理を行うと
調理回数を減らせ効率的です。
煮物200 食(ホテルパン10 枚)調理を行う時、10 枚一度に調理を行うと、
5 枚ずつ2 回転調理を行ったのと比較しエネルギーを約25%削減し、調理全体にかかるトータル時間も短縮できます。

 

5.温度帯で調理温度設定

調理レシピ忠実に庫内温度を設定し調理を行うと、間違いのない料理は出来ますが
「スチコン待ち」や「予熱待ち」が発生し効率が悪くなる場合があります。
効率を求めるならを参考にして庫内温度を設定する事をお勧めします。
表を見ると180℃は様々な調理が行える温度帯だという事が分かります。
例えば、庫内を180℃に設定しておくと、同じ庫内の中で煮物・炊飯・炒め物・
焼き物など複数の調理を行う事ができ効率がUP します。また時間がかかる煮物は、
他の調理(蒸し物・焼き物・炒め物など)に「相乗り」させる事で効率よく調理出来ます。

 

6.余熱で調理

煮物や炒飯などの食材はたいてい20分以内で沸点に到達します。
それ以降は庫内の予熱のみで調理は行えます。
炊飯の場合(加熱レシピ:コンビモード200℃・25 分加熱)忠実に加熱を行う
より、20分運転後5分間庫内放置をするとエネルギーを約1割削減できます。

【資料提供】
株式会社コメットカトウ
>>>>>http://www.cometkato.co.jp

 

2011/05