くらすわ
先日、諏訪湖の東岸にある「くらすわ」に行ってきた。
個人的な思いかもしれないが「長野」というと、農産物、畜産物等に、こだわりをもって
作っている方がたくさんいらっしゃるという印象があり、そういったものを扱っている
「くらすわ」に以前から興味を持っていた。
天井まである木製のドアに圧倒されながら開けて入ると、天井が高く明るい解放的な空間が
広がり、ウッド調のディスプレイ棚と床フローリングが落ち着きを感じさせる。
1階は、地元のおいしいものや伝統品を取り揃えた信州地産地集マーケットになっており、
お酒・味噌・醤油・漬物といった醸造・醗酵食品を集めたスペース、オリジナル豚「信州
十四豚」のハム・ソーセージ、乳製品や信州の素材を使った自家製パンを提供する
スペース、旬の食材を使用した季節限定ジャムや健康志向のオリジナル菓子、地元の
職人やアーティストがつくる雑貨などを取り揃えたスペースに分かれている。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
個人的に興味をもったのは「ハーブビネガー」である。使用するハーブの違いにより
数種類のものが用意されている。もっと酸味が強いかと思ったが、意外と飲みやすく、
試飲もできるので、気に入ったものを購入するのもよいだろう。
2階は、地元でとれた旬の野菜や「信州十四豚」を提供するレストランになっており、
店の中央には地元野菜を使ったサラダバーやドリンクバーがある。
ここでは、『信州十四豚と地元野菜のワンプレート』と『信州十四豚ロース肉のメキシカン
グリル』を、とても美味しくいただいた。
前者は、冷製のコーンスープ・グリル野菜・
「信州十四豚」グリルポークが添えられていた。
彩りがきれいなのだが、手前にスープの大きめの
器があり、後ろのグリル野菜とミートパイとの
バランスが悪いように感じられた。
ワンプレートの盛り付け方が、ちょっと残念だった。
後者は、肉厚グリルポークに地元農園の
フレッシュハラペーニョをベースにトマト・玉ねぎを
ペースト状にした辛いソースがかかっており、
ガッツリと肉を食べるという感じだった。
屋上は、展望ガーデンになっており、夏の夜は毎日打ち上げられる花火を見ながら、
一杯やるのにはいい感じだ。夕方からはアルコールとつまみを提供するブースが
設けられている。
2011/09